柿屋(かきや)
- 景観・自然
宇治田原独特の干し柿「古老柿(ころがき)」を干すための棚である「柿屋」は、稲刈りが終わった田に、11月上旬から組み立てられます。丸木の骨組みにワラで屋根を葺きますが、その作業は農家の方の手作業で行われます。こうした風景はまさに宇治田原ならではの初冬の風物詩といえ、古老柿が完成し、柿屋が解体される12月下旬までしか見ることができません。
見学のポイント
柿屋は町内各地で見ることができますが、特に立川の大道寺地区では、狭い範囲にいくつもの柿屋が立ち並び、町内で最大規模の柿屋もあります。周囲の田畑や集落と一体となった景観は見物です。
注意点
見学や撮影の際は、田に入らず周囲からにしましょう。作業中の人を撮影する場合は、許可を得てからにしましょう。
アクセス
【住所】
宇治田原町内の湯屋谷・奥山田地区を除く各地
【交通アクセス】
(立川大道寺地区)
JR奈良線「宇治」駅、京阪「宇治」駅、近鉄「新田辺」駅から京都京阪バス「維中前(いちゅうまえ)行き」「緑苑坂(りょくえんざか)行き」「工業団地行き」のいずれかに乗車、「維中前(いちゅうまえ)」バス停下車 徒歩約25分