高尾（こおの）の梅林
- 景観・自然
高尾（こおの）地区は大峰山系の中腹にある集落で、「弘法大師の井戸」や「施基皇子（田原天皇）」の伝承に彩られた隠れ里の雰囲気をとどめています。
集落の周辺や山上には多数の梅が植栽され、春には美しく咲き誇ります。京都市内方面等を展望する景観と相まって絶景を堪能することができます。
標高が高いためか、他の梅林よりも開花時期が遅く、３月中旬以降に見頃を迎えます。観光地化されていませんが、ハイキングに訪れる方の目を楽しませてくれます。
見学のポイント
梅は集落の下から上にかけて開花期間に若干の差が生じます。集落から林道を上ったところは特に多く、満開時は見応えがあります。集落からは京都市内方面の絶景も併せて楽しむことができます。
注意点
私有地のため、梅林内に入っての「お花見」はできません。周囲から見学・撮影しましょう。
アクセス
【住所】
宇治田原町大字高尾小字向ヒ坂他
【交通アクセス】
ＪＲ奈良線「宇治」駅、京阪「宇治」駅、近鉄「新田辺」駅から京都京阪バス「維中前（いちゅうまえ）行き」「緑苑坂（りょくえんざか）行き」「工業団地行き」のいずれかに乗車、「下町（しもまち）」バス停下車 徒歩約４５分